先日の中国文化センターでのイベント『「西湖畔に生きる」映画の中の中国歴史茶を飲む』では、映画の中に登場する2種類の中国茶を参加者のみなさまにも飲んでいただきました🫖

1つはグラスで淹れた龍井茶、もう1つが宋代の点茶

宋代の点茶は、日本茶道のルーツになったといわれる茶筅で泡立てるスタイルのお茶。

手首が捻挫するかと思うほど、素早く力強く茶筅を動かすと、それは細かくミルキーな泡が立ち、30分はその状態がキープするほどです👍

点茶指導の段先生の高速茶筅

濃密な白い泡

そこに絵や文字を書いて、その出来ばえや教養を競おうというのが、皇帝である徽宗がリーダーだった宋代のお茶です👏

このイベントで茶藝を披露した高級茶藝技師の山本由美子さんは、映画と同様に山水画を描きましたが、参加者のみなさまには、「西湖畔に生きる」の中国版の原題である『草木人間』の4文字が、1文字ずつ書かれた小碗が運ばれました。

中国版タイトルは『草木人間』

こうしたイベントには、ままならないアクシデントもありまして、数えて準備した小碗が、なぜか順番には運ばれなくて💦

お隣さんが4人揃うと『草木人間』になるはずが、なぜか『木』だけが見当たらない🌳

それで「木を持ってる人、いませんか~」って、声掛けが自然にはじまりました(笑)

みなさんの協力で4文字完成

嬉しいことに、当日の様子を『新華社』、雑誌『和華』が取材してくだり、素敵な記事になりました。

【新華社】掲載記事

https://jp.news.cn/20250929/e0e99aa92fa64830a7339d9571d4ac20/c.html

【和華】掲載記事

映画『西湖畔に生きる』と茶文化のひとときーーイベント【シネマde中国茶】中国文化センターで開催 - 多元ニュース

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