今週末の26日は、茶衆・聚主催の『月餅茶会』🫖
講師は、茶衆・聚のお仲間である小川悦子さん。かなりステキな月餅🥮先生です。
月餅は作ってから時間を置くことが、おいしく食べる条件❗ということで、月餅先生の試作現場に押しかけました。
月餅作りのレシピや手順は、お茶会当日のお楽しみなのですが、月餅先生はとても博識✨
月餅にまつわる文化や習慣もいろいろ教えてくれるわけです。
そこではじめて知ったのが、猪仔餅🐷
中秋節🌕の香港では、月餅を売る店やパン屋さんで、天井から猪仔餅が入った籠が吊られているのだとか💖
猪仔餅以外にも、子豚餅、猪籠餅、貯金箱ケーキなんて呼ばれているらしく、広東省観光局のHPでくわしい記事を見つけました。
ザックリいうと、月餅の皮で豚🐖が腹ばいになった形を作り、それを焼いて籠にいれたものらしい。
記事によると、猪仔餅は竹製の籠やプラスチック製の貯金箱に入っていることが必須らしく、カラフルだったり、リボンやゴムの花飾りがついたり。
子どもたちがワクワクするって、いわば食玩のジャンル?
そもそもは、電気オーブンがなくレンガの窯で、月餅🥮を焼いていた時代の習慣。
火加減を見るための試し焼き説、余った月餅の皮を無駄にしない食品ロス対策説と、起源もいろいろ。
社会や生活の変化によって、1980年代頃から見かけなくなったという庶民の習慣ですが、ノスタルジックな願望から、猪仔餅復活となっている?
月餅先生の話を聞きながら、余った月餅の皮で、想像で作ってみた猪仔餅。
月餅先生に白牡丹🫖をいれていただき、妄想する古き香港。
あー-、中秋節の準備をはじめたパン屋さんの天井から、猪仔餅🐖の籠が吊るされているのを見るためだけに香港にいきたい❗