終日の雨降り☔だった先週土曜日の浅草・稲荷町。

「江戸からかみ 松屋東京」では、茶衆・聚の春の茶会『清明―風の茶会―』が開催されました。

今回、私は水屋のお手伝い。

せっせと湯を沸かし、ウエルカムティー🫖を作ったり、茶席に必要な準備をしたり。

衝立の奥から、会場の動きやお客様の表情を観察するのは、役得です👍

第1部は、岩間眞知子先生による講演会

テーマは『茶経』を読む

中国茶のバイブルである『茶経』とはいえ、古典の読み解きは難しいというイメージですが、そんな思い込みを覆す興味深いレクチャーでした。

ご用意したウエルカムティー🫖は『黄山毛峰(こうざんもうほう)』

中国屈指の名山である黄山(安徽省)で採れる産毛たっぷりの緑茶🍃です。

キラキラの産毛を楽しんでいただけるよう、飲み頃の温度になるよう、お客様の入場時間にあわせて、せっせと作っておりました。

さて、第2部は、お楽しみの茶席です。

その壱、その弐の二部構成。

それぞれに3人ずつの茶席主人が、イメージ豊かな茶席を作り、世界観に合わせた茶を選び、心を込めて一煎ずついれていきます。

茶席主人とお客様が一体となって作る茶会の空気。

はじめの緊張がほぐれ、煎を重ねるごとに会話ははずみ、茶器の触れる音もリズミカルに🎵

水屋にいると、そんな空気の動きがよくわかります。

夜になっても降り止まぬ雨☔でしたが、中国茶を介して気持ちが通う得難い時間でした✨